マニュキュアはとても好きなのですが、会社の規則でつけないことになっています。
せめて足くらいはと思い、ペディキュアで楽しんでいます。
つけるからには丁寧に二度塗りし、コートもします。
きれいに保つのはなかなかタイヘンですが、一部でも剥がれているのはいやでなのでけっこう気を遣います。
ハゲハゲのペデキュアをしているくらいなら何もつけないほうがまし。
そう思っています。
これはある男に影響されたことで、もうずっと自分ルールとして守っています。
別に好きだった男ではありません。
逆に嫌いな男でした。
その男はかつての職場の同僚でした。
いわゆる“チャラ男”で、とりたててイケメンでもないのに女の切れ目がなく、男としては好きではなかったけれど職場の仲間なのでつきあわざるをえない関係でした。
女と見れば声をかけまくるくせに、失礼なことに私にちょっかいを出してくることはありませんでした。
けっこう男勝りなキャラで売ってましたから女と思われていなかったのかも。
ある日なぜかそのチャラ男と二人でご飯を食べることになり、ここぞとばかりに突っ込んでやりました。
「あんたってしょっちゅう彼女をとっかえひっかえしてるけど、ポリシーとかあんの?」「ポリシー?あるさぁ。
絶対に抱きたくない女とか多いぜぇ。
」可愛げのない女、まるっきりのバージン、それとペディキュアのハゲてる女。
は除外なんだとヤツは言いました。
最悪なヤツだと思っているその男が言ったその言葉がなぜひっかかったのかわかりませんが、それ以来私はペディキュアは絶対にキレイにしておくのだと決めたのです。
お断りしておきますが、実はヤツに惚れていた、という落ちではありません。
そんなヤツに影響されたことが今でもとても不思議です。
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